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花縄日記

花縄マスターによる日記(予定)

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“言葉責め”って幾つまでやっていいんですか~?

言葉責め”って幾つまでやっていいんですか~?
 ちょっとSMっぽいかな~?…と思える事件がこの一年の内に
二件起きましたよね。えっ…どんな事件??…。(|;|_|;|)|監禁
事件です。な~ンダ女を監禁した話か~。な~んて言わずに視点
をちょっと変えて考えて見て下さい。
 これを男が男を監禁して性的関係を強要した話だったとしたら、
SM&ホモの世界の人達は話題として飛び付くと思うんですよ。
二つの事件とも「王子様」「御主人様」と呼ばせていたそうです。
SMの世界で“言葉責め”と言うジャンルがありますよね。
有無を言わせず「オッス」と言わせて、先輩後輩の世界を構築す
る遊びとか、「ご主人さま」と言わせて主人と奴隷の世界を妄想
(現実の話、現代の日本で奴隷なんて人居ないし、徴兵制による
軍隊もないから)して絶対服従を強いるとか。女を監禁しようと、
男を監禁しょうと、言う事もやる事も同じじゃないかと思われる
んだけど、それは余りにも単純な解釈だろうか?。
 現代で男が男を軟禁したり監禁したりする事件は必ず「金」が
らみです。ですから必ず殺人事件まで発展するので、あまりにも
リアルなもんですから、遊びとしてのSMプレイにはなりません
よね。二つの事件の犯人の共通点は、資産家のボンボン?である事。
過去に何人もの女性を拉致?しては逃げられている事。事件性を
否定し、合意の上だと主張している事、等など。結構想像しただ
けでも迫力?ありますよね。Sッぽい人間って独り善がりなタイプ
が多い事も事実だと思います。

 SMの世界で言葉責めと言うと、哀しいかな?パターンが精々
三つ位しかないから、やる方(S)もやられる方(M)もすぐ飽き
てしまう?。何故飽きるのか?と言うと、
① 先輩後輩をベースにしたスポーツ・オラオラ系。
② 主人と奴隷の絶対服従・ぶた・犬・畜生・家畜系。
③ ヤクザやガテンの世界の親分子分(兄貴・舎弟)系。
④ 軍隊の上官・下士官の訓練と称したいじめ(?)系。
 
ま~精々こんなもんでしょう。
例えSMプレイは遊びにしても、先輩・主人・親分・上官になる
Sは少なからずそれらしい雰囲気(オーラー)を持っていなかっ
たら、始めっから仮想の世界を構築して行くわけだから、かなり
 それらしい態度や言葉使いを自分の中に持っている必要が
 ある訳です。

  処が現実はそう言うSを見た事がない?…んですよ。
言葉だけを聞いていると、無闇やたらと怒鳴りつけていて、
「空威張り」しているようにしか聞こえない?…んだよね。
それはしょうがない話で、現実のガテンの人に聞いたら、
遊びの時(SEX)に仕事の雰囲気なんか出されたら、ドッチ
ラケちゃうよ。って言っていましたから、①~④の中で本物
の人なんか居ない訳だから、幾ら空威張りしたって、所詮は
偽者同士ってわけです。小説やマンガを読んでS的発想をす
るSは少なくて、被虐的(M)な受け取り方をして発情する
人の方が多いんですよ。また、作者も被虐者の方により魅力
的な設定をするから、どうしても加害者(S)を悪者的に描
く方が、より劇的に表現しやすいもんですから、読んでいる
人間は、被虐者の方を自分に反映させて、裏?ヒーローみた
いに欲情する。ってわけなんです。
 本物のガテンの話をしたので、ついでにもう一つ実話。
大阪へ出張が決まり、何とかして大阪でSMをやりたいと思
ったリーマンがG誌を読んでいて、大阪の奴隷夫婦(男同士)
の投稿を読み、誘いに乗ってその夫婦のマンションへ行った
そうです。
夫役の人と梅田で待ち合わせ、市内から30分程の処の部屋
へ着き、ドアを開けたら、首輪をしたオッチャンがスッ裸で
「いらっしゃいませ」と正座して挨拶したそうです。
「で、それからどうなったの?」って聞いたら、
「いきなりS役が白ブタのMを怒鳴りつけて、“お客様に挨
拶をするときは、床に頭をつけろ!“とか、”ブタ“”あほ“
など等、関西弁で捲くし立て、奥からムチを持ってきて、
叩いたり追いまわしたり、まるでシナリオ通りのお芝居を見
せ付けられているようで、白けちゃった」と言った。
「そりゃ~マンネリ夫婦のカンフル剤に利用されただけだよ」
て、言ったら「そうだね…」って納得していた。
 何故偽者が出来上がってしまうかと言うと、小説・マンガ・
映画・芝居等、作り物(フィクション)の世界に何らかの形
で触れたとき、性的興奮を感じて、それをわが身に置き換え、
興奮する。本を読みながら一人でシコシコやっている分には
充分興奮もする。が、それに飽きると妄想を実現化したくな
るのが悲劇の始まりって訳です。
 そう言うサイトなんかで、お互い合意の上で遊んでも、お
互い仮の姿なんだから、特にMの人なんかは相手はどうあれ、
自分の脳でSEXしているわけですよ。始めて逢って一回めは
結構興奮しても、二回目・三回目も同じパターンで、同じセ
リフを言われたら、相手の度量が判ってしまうわけだから、
それは脳がNOと言う訳です。それはSでも同じ事で、肉体
的に相当キテイル奴でも、相手が勃起しなくなれば判ります
よね。そこでどっちが主人だか先輩だか解らなくなるような
サービスをしちゃうSが時々居るわけですよ。
SでもMでも妄想だけはどんどん膨らむわけですから、次々
と相手を変えても、失望の繰り返しをしていて、どんどん年
を取って行ってしまって、中には40になっても先輩後輩の
プレイをしたがる見っとも無い人が出てくる事になる。って
わけなんです。

 いきなり「兄貴~」なんて言われたって「俺はお前の兄貴
になった覚えはね!」と言い返して、相手の頭の中の妄想を
払い除け。「先輩~…俺ノンケっすよ!」って、勝手にMが
言えば「バッカヤロー!…ノンケがノンケなんて言うか!」
っと、屁理屈でごまかして、その手に乗らないように過ごし
て来たけど、ホント!…つかれる~。いい年していい加減に
しろよ!…何て言ったら総てオジャン…?。
 哀しいかな人間の性癖って死ぬまで治らないんだよね~。
ねっ!…どこかの大学のセンセイ!…

男の匙加減(ある団塊の世代のホモ)

男の匙加減(ある団塊の世代のホモ)
私の知り合いに八月に目出度く定年退職する人が居る。
もちろんホモで、いま話題の団塊の世代で、一人娘に孫が出来て、
表面的には平穏無事にリーマン生活を全うして、社会的には何ら
不平も不満もなきが如く装って
、今まで生きてきた。
「相談があるんだけど…」と、ある日彼が言って来た。
「うん、いいよ…、お金とSEX以外の話だったら…」
「うん、お金は僕の方が持っていると思うし、今さらSEXの
 相談をするって年じゃないから…」
「そ~…だとすると、かなり深刻な話なんだ…」
「うん、退職金貰ったら離婚しょうと思うんだ、…け、ど…」
「ふ~ん、奥さんが離婚したいって言ってきたの?」
「じゃなく…僕が離婚したいの…、って言うか自由になりたい
 って事…、なんだけど…」
正月明けの日曜日。ガラス張りの喫茶店。外の寒さの所為ばか
りじゃなく、私は背筋に鳥肌が立つような感覚をおぼえ、身震
いをした。
「ちょ、ちょっと待った~!…無一文になる覚悟あるの?」
「ある!」外を見ながら彼は断言した。
うっすらと涙を浮かべている。
私は自分が離婚したときの事が頭を過ぎり、しばらく彼の顔を
眺めていた。
「うん、僕に相談するくらいだから、もう決めちゃってんだと
 思うけど、問題はその後の生活だよね。…うん、相談に乗る
 よ。…きっと手助けするよ…。お釈迦様だって、35の時
 出家したんだよ、妻も子供も棄てて…。出家って言えば聞こ
 えはいいけど、何もかも捨てて家出したって事だよ。世間的
 に何を言われようと、そう言う覚悟があるなら決して悪くな
 いと思うから…


彼と出会ったのは約20年前。今でこそヤリベヤだのハッテン
場などと言っているが、その頃は“ホモ旅館”“ホモサウナ”
何て言われていたような気がする。一戦終って「体洗ってくる
…」なんて相手に言って、その場を抜け出し、早々にサオだけ
を洗うと次の相手を求めて別の部屋に行った。1人分ほどの隙
間を見つけたので、足を伸ばして座った。右隣の男が大いびき
をかいて寝込んでいる。薄明かりなので顔も年齢も定かではな
いが、半分はだけた胸の乳首が妙に大きく見えた。
(こんな場所へ来て大いびきをかいて寝込んじゃうバカもいる
んだ~)なんて思いながら、気になる乳首をちょっと触った。
「うわ~!」…と、飛び上がらんばかりに大袈裟に起き上がっ
たのだ。「な、なんだよ。オーバーだな~」と私は言った。
半分寝ボケ顔で私の顔を見上げながら「あ~…今何時ですか」
と聞いてきた。「10時ごろだと思うよ」一瞬私は自分が入った
時間と、ヤッタ時間を逆算して曖昧に答えた。
「あ~よかった!…起こしてくれてありがとう…」とニッコリ。
(ばっかじゃね~の…こいつ…)愛嬌のあるブス顔である。
よく観ると、同年代か一つ二つ年下に見えた。
「ヤリ疲れか?」なんて野暮な事を聞きながら、私は再度彼の
乳首にふれた。「うっ」なんて言いながら真剣に私の顔を覗き
こんで来た。「なにもヤッテませんよ。俺なんかモテないもん」
なんて言う。(僕の趣味じゃないけど、こんなイモ顔が好きだっ
て言う奴もいるよな…)などと思いながら肩を引き寄せ、後ろ
から両方の乳首をクリクリッっと軽くつまんでみた。
「う、くぅく~」と乳を揉んでいるのに腰をくねらせる。右手
をケツに回し、指を穴に触れさせて反応を見た。耳たぶに息が
掛るように小声で「大丈夫か?」と囁いた。
「ハ、ハイ」と生真面目な返事が返ってきた。
それから3回ほど同じ場所で待ち合わせ、回りに観られながら
遊んだ。別の場所で二人っきりで逢うようになって3年、彼が
別の男と遊んでいたかどうかは知らないが、僕は相変わらず
相手構わず遊びまくっていた。その3年間彼は必ず11時には
帰って行った
。その後は今でも俗に言うホモ達である。

喫茶店で話してから3ヶ月。頻繁に僕の所へ来るようになった。
何か吹っ切れたように明るい…。退職してからきっと大変だと
予測できるけど、頭が良くて誠実な彼の事だから、例え無一文
になっても、きっと後悔しない後世を過ごすだろうと思う

僕も出来るだけ応援するけど、着かず離れずにお節介じゃない
程度に見守っていきたい。
先日「終の棲家は僕ん家でいいよ」って言ってあげた。どっち
が先に死ぬのか判らないけど、そんな事はどうでもいい事なの
である、要するに病気になったら僕の所へ来いって事である。
世間一般から見れば家族を棄てた無責任男と捉えられるだろ。
たった一度の人生、たとえ野垂れ死にしようと男が決めた事だ
から…
。酸いも甘いも人生の味付けは男の匙加減である。

理想のS!!…募集

理想のS!!…募集
私の知っている限りでは、ホモの世界でもタチしかやらないって
言う人は少ないと思うんですよ。
ましてや、SMの世界でMをやった事がない!って言うSって、
稀?ですよね。男女を問わず、S気もM気もあるのが普通?だ!
って言うのが定説ですから、SもMも一方しかやらないって言う
人は両方(ホモの世界で言う所のリバ)説を支持する人から言わ
せれば、何か頑ななモノを感じてしまう…って言うのが常識的な
考えだと思うんですよ。
でも、ホモの世界でも受身の人が圧倒的に多いのが実状だし、
SMの世界でも男女を問わずMの人が多いのは事実です。0万円
も払って「女王様クラブ」でS女王にかしずく男が居るからそう
言う商売が成り立つわけです。
何故か?…答えは簡単!…。
Mの方が圧倒的に快感を得られるからです。ところがどっこい!
毎回毎回100%の快感を得られるか?…、と言えば、そう言う
事はそれこそ稀なことで、男女(ストレート)のSEXだって、
ヤル(下品?)に身も心もトロケルような快感をお互いに得て
いる訳じゃないわけですよ。

ホモ(SM)だけの世界に限定して話を進めていくと、理想のS
って中々居ないよね~…、て言う話になってくる。
うんじゃ~圧倒的に多いMの人たちの言う所の理想的なSって
どんな男なのか
!って言うと
40代の男盛り…。俗に40にして立つ!(意味が違う!)
って言うじゃん。仕事の荒波のもまれて、苦渋を知り、相手
に対する労わる気持を少しは知っている。また、若くもなく
年寄りでもない中途半端な年代である事も解っている。
ガッシリした肉体…。仕事でも運動でもいいから、とにかく
170×70位の平均的肉体を持ち、出来れば爽やかな感じ
の髪型で清潔感にあふれた肌をしていて…。その上、顔は少
し角張った正義感に溢れているような…。
巨根!…。ヘソまで反り返っていて、カリが張っていて、黒
くて(経験豊富?)長くて太くて…。う~んモッコリ…。
テクニックが上手い…。縄使いがキレイで、要所要所を痛く
もなく緩くもなく、Mの(ナルシズム的)肉体美を最大限に
引き出してくれる縛りで…。吊られて三ヶ所責めにされたり、
転がされた時は思いっきり犯してくれて、快感と苦痛が交差
して、絶頂に登りつめてイカせてくれる…。
⑤ 性格がさっぱりしている…。一番大切な事なんだけど、幾ら
  顔が良くてもムキムキの肉体していても、サオが大きくても
  性格の悪いのは頂けませんよね。妙にネチネチと女っぽく纏
  わり着いたり、SEXが終っても男ぶったり、居丈高に話し
  たり、受身の人を小馬鹿にしたり…しない男。
  だいたい、人を馬鹿にする人って、自分が馬鹿にされたくな
  いもんだから、先回りして馬鹿にするのである。そう言う
  小人ほどキャンキャン吠える。大人の男ではないのだ。
  とに角、男は無口のほうが良いし、自慢話をしない方が良い。
  気は優しくて力持ち、助六のようなSって居ませんかね…。
  団十郎が言ってましたよ“荒事って言うのは根本的に優しさ”
  だって…。

以上、五つの条件に当てはまるSが居たら、花縄としては無条件
で歓迎し、毎晩来ても無料で受け入れます。

…春の夜の夢でした。認知症の始まりかな~??…。

無いものねだり…

 無いものねだり…。
ホモの人って、基本的には超が付く位い贅沢だし我侭ですよね。
我侭も贅沢も実現できるような生活だったら、誰にもとやかく
言われる筋合いなどないんだけど、「我侭」も「贅沢」も他人
から見たら、善い意味合いには受け取れませんよね。
ま~、善し悪しは別にして、相手に対する好み?…は千差万別
で、サオさえ付いていればいいや!って訳には行きませんよね。
私などから言わせれば、何故嫌なのか理由が判らない時がまま
あって、二人きりになった時「どう言う人ならいいの?」って
聞いたら、「普通っぽいのが良い」と言う。
何故そう言う会話になったか?…って言うと、初めて花縄へ来
た新人の人が居て、その人は30歳位でいかにもサラリーマン
って感じの、言葉つきも丁寧な常識的な感じの人でした。170
×70kgの体型で何処にでも居るMだと言うリーマンです。
で、そのすぐ後に、花縄へ来て1年ぐらいのSが来ました。
35歳位で、170cm×70kg位の彼もまた普通のリーマン
って感じの人です。
で、そのSに先にきた新顔のMを「初めて来た人だから…」
って紹介するような形で、暗に“やれば…”って薦めた訳です。
どうして、普段やらないような事(紹介)をその時はしたかと言
うと、二人が来たのが8時ごろで、その前に2人のSと3人のM
の人が来ていて、みんな遊んだ後で、テレビを見ているような状態
だった。その内の1人のSは“だれ専”?として有名で、Mとみ
れば誰でも誘って遊ぶ…と言うSだったので、そんな状態の中へ、
新顔を入れれば、“待ってました!”とばかり、強引に誘い込んで
プレイを始めるだろうと予測したんで、まだ遊んでいないそのSに
新顔を紹介して、個室で遊んだら!…と云ったのである。

ここで一言お断りしておきますが、“だれ専”などと書くと、あた
かも非難しているかのように読み取れるかも知れませんが、私とし
ては微塵もそう言うつもりで書いているのではありません。何故な
ら、容貌も技術もある程度そなわっていなければ、誰専にはなれな
いのだ。
ブスで下手くそなSだったら、誘われた相手だってNO
(イヤ!)と言うでしょう。太目はイヤ…の、細いのはダメだの、
年下でなきゃ~などと、自分の注文ばかり主張して、何人Mが居よ
うが、そんな状態には一向に目もくれず、手も足も出さないで、
S様みたいな態度でそっくり返っているSより、はるかにMに
とっては優しい態度だし、SM界全体にとっても、また店にとって
も全員が遊べる雰囲気を作ってくれる、貴重なSなのだ。ただ~、
S同士がトラブルになる根源(原因)もそう言うSなのである


で、結果としてその二人はペアとして個室で遊んだのである。

が、その後、そのSが不満そうな顔をして「もう少し痩せた感じの
方がいいな~…」と私に言った。
(救いようがないな~)…っと私は心の中でつぶやいた。そして
「君は普段、普通っぽいのが良いって言っていたんで、今日来た
お客の中では一番普通の感じだったので紹介したんだよ。待合室
の中で今居る人たちと見比べて見たら…」って言い返した。 
「そ~なんだけど~…」っと、まだ不満そうに言う。そして
「000君きょう来ないかな~」っと聞いてきた。そのOOO君て
言うのは、この世界で言うところの水泳選手型のスジ筋である。
「うん、きょうは来ないと思うよ、昨日来て遊んで帰ったから…」
と私は答えた。OOO君は花縄へ来ているSを総なめしている(?)
と思うほど、モテモテのMだから、初心者に近い彼(S)には手に
おえないツワモノ(失礼?)なのだ。OOO君は誘われれば簡単に
OKを出すほど素直なMなので、出会うことがあれば遊ぶ事は出来
るだろうが、その結果は目に見えるのである。
SMの世界はホモの世界と違って、単に舐めればいい、擦ればいい、
入れればいい…って訳には行かない世界なのである。Sの技量(ス
キル)によって、良い悪いが大きく左右され、単にホモの世界でタチ
だからSだと主張されても、Mを満足させる事など出来ないのだ。
普段の行動や遊ぶ相手をみていれば、どれ程のテクニックを持ったS
か…は推察出来るんだから、今の(現実の)状況判断でカップリング
させたのに、ないものねだりをして、不満を言われたら、(勝手にす
れば、遊べなくても知らないよ)と思わざるを得ない。
“小さな親切大きなお世話”と言われれば(そ~だよね~)と認め
ざるを得ないけど、(お金を払って何にもなし!…じゃ、私の経験上
一番不満が残るはずだ!)っと、常日頃おもっているので、現実に
居る範疇(SもMも)で遊んで帰って欲しいと思っているのです。
「妥協したり義理で遊びたくね~よ」って言われれば、「そ~だね」
と、確かに思います。けど~…、それじゃ~いつまで経ってもSと
して、スキルアップは出来ないよ!…って言いたいのです。
スキルアップ出来る最大の条件は、“やりまくる(下品)”って事です。
上手く行く(良い)時も、失敗(悪い気分)する事も多々あるとは
思いますが、どんな時もMが悪いなどと、ひと(他者)の所為に
するようでは、決して上達(スキルアップ)出来ません!(断言)

20年来のS経験を持つ人でも、独善的なS行為でMから総すかん
を刳っているSもいます。そうなる前に反省出来る勇気も大切です。

総論…たかがSEX(SM)されどSEX(SM)です。
ないものねだり”などせず、現状で愉しく遊んで下さい。

恋愛の武士道…?

恋愛の武士道…?
 2月の土曜日、昼ちょっと前、天気予報とニュースでも観ようかな
 と思って、テレビのスイッチを入れた。妙に上品な年取った女の人
 が映し出された。「あの人に合いたい」と言う故人のインタビュー
 番組であった。宇野千代と言う作家で、結婚を3回位したらしい。
 途中から観たので正確な事は解らないが、相手は総て作家や画家で
 「世間様から見たら許しがたい事かも知れないけれど、4・5年は
 オス・メスだからとことん尽くすけれど、それを過ぎてしまえば尽
 くそうなどと言う気はまったくないから…
」なんて、とても普通の
 女の人では口に出来ないような事を、品の良い和服となで肩でか細
 い姿からは想像も出来ないような事柄を平然と言う。
 粋な着こなしだけど、江戸の女はこう言う柄を着るかな~とか、
 東京の女の人はSEXに付いてこんなにあからさまに言うかな~、
 とか、思いながら、ま~若い頃はさぞかし美人だっただろうな等々。
 ところが聞いていて全然嫌な感じを受けないのは、聞いている僕が
 鈍感なのか、当たり前の事を当たり前に言っていると受け取ってい
 る僕の人生観なのか、解らないけど、さすが作家?…と思える事を 
 続いて言った。
 「未練が有ろうとなかろうと、相手が嫌がっているものを追いかけ
 るような事はしない。陰で泣いたかどうか忘れたけど、それは私に
 とって恋愛の武士道だから…
」と言ったような事を言う。
 別にメモしたわけじゃないから、正確な言葉とは違うかも知れない
 けど、間違った受け取り方はしていないと思う。
 ただ、彼女の場合は作家として経済的にも自立しているし、自分を
 見詰める目=他人を見詰める目を正確に持っているから、傲慢に聞
 こえないし、納得させるだけの説得力もありますよね。
 何も無い我々凡人とは違うわけです。

 で、それを観ながら、頭の隅の方で「ホモに恋愛の武士道なんて
 あるかな~…」と自分を含めたホモ達の事を考えていた。
 また、夫を切り刻んだ歌織容疑者の事も脳の隅に浮んだ。
 
 ホモの人たち専用の「ホモサウナ」が出現し始めてからは、殆んど
 聞かないけれど、20年位前までは、男に狂って(?)自殺した、
 なんて話は時々聴いたことがある。SEX絡みの話は結果はどうあ
 れ、未練心が総ての基本的な原因だから、理性や知性などは吹っ飛
 んでしまって、壮絶な暴力(バイオレンス)に発展しかねない。
 ホモの場合はどんなに未練があろうと、その気になれば幾らでも
 違う相手が目の前に居る訳だから、今時自殺したり相手を殺傷した
 りしなくても、少なくとも肉体的快楽だけは解消できる。心の傷は
 (未練心)時間が解決してくれるであろう事も多少知っている。
 それにホモの場合は、共同生活をしているカップルなどは少なくて、
 経済的に相手に依存していないから、夫婦間の別れ話とは基本的に
 違う。ホモの場合の別れ話の原因は殆んどが“飽き”に起因してい
 る事も知っている。けど~、“飽きた”なんて完全に傷付く事を知っ
 ている言葉は簡単には言えませんよね。言い争った場合、「それを
 言っちゃ~おしめ~よ!」って言う言葉の一つだと思います。
 それを言ったら最後、完璧な決裂状態になる訳ですから、憎しみも
 倍増する事は請け合いです。

 憎しみは愛の裏表(うらおもて)等と気付くのは、後々の事で、
 別れ話を言い出された方は、他人には想像も出来ないほど自尊心が
 傷つき、「自分の存在を否定された!」と思い込み、「別れて済む
 ような話じゃない!」などと、経済的依存の上に成り立つ自分の
 将来までも見えなくなってしまうからです
。親の経済力を自分の
 経済力と錯覚し、夫の経済力をも自分の経済力と思い込む程自己
 中心的な感覚なのだから、「金の魔力」を自分の魅力と勘違いする
 などは朝飯前なのである。
 もし歌織容疑者が獄中記を書いたら読んでみたいものである。

 はて?…武士道ってなんだ!…。あんなか細い女性から武士道な
 どと言う言葉が出るとは思ってもいなかった。作家と言う特別な
 才能に恵まれた人だから言えることで、男でも普通のリーマンが
 言ったら、軽く鼻の先で失笑されるか、右翼的な考え方の持ち主
 だと誤解されてしまうだけだろう。
 僕的(ホモ的)な考えで言わせてもらえれば、武士という限りは
 男だろうと思うし、死を覚悟の上で行動し、言葉を発する人だろ
 うと思っています。衆道と呼ばれていた時代の男同士の恋愛は、
 お互い命を賭けて契りを(SEX)結んだと言われています。
 現在、僕を含めてホモでそんな人は見た事も聞いた事もないから、
 まずホモと武士道とは結び付かない?…でしょう。

 過去の僕の経験から言えば、別れる際に“まず保身”から入る
 のは誰もが持っている本能的?なものです。
 出来るだけ穏便に別れる方法を考慮します。相手の欠点や浮気を
 責めてもやり返されるだけで、上手く行きませんし言葉の揚げ足
 を取り合って、最悪の状況を作り出します。一度嘘を付くとその
 嘘をカバーする為に、再度嘘を付く羽目に陥る。嘘は態度や顔に
 すぐ出るから、相手の信頼度は極端になくなる。そ~なったら、
 罵りあいから暴力行為に発展し、地獄絵図の別れ方となる。
 本音は“飽き”たとしても、決して口に出してはいけない。
 ひたすら自分が悪い(事実だから)からで君の所為じゃない事を
 強調し、平謝りに謝る。間違っても「男ぶって」高飛車に出ない
 事が大切で、最悪の場合ノコギリで八つ裂きにされてしまう。
 
 遇うは別れの始め(会者定離)…は世の常で、別れが難しいのも
 好色者の定めですから、ホモ達よ「恋愛の武士道」を知ってい
 る相手を好きになる事が必修条件ですぞ!…。
 それにはまず自分自身が「恋愛の武士道」を実践できる教養と、
 SEXの何たるかを知っている事が前提ですね。
 間違っても見栄っ張りやお嬢様のような振りをする(歌織容疑
 者的ホモ)相手に引っ掛からないように…。
 たかがSEXされどSEXです。だけど、SEXって各自の
 人生を大きく左右する
って事を忘れないように…合掌…。
  
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