花縄日記

年末年始の営業は下記のとおりです。

12月30日 休み
12月31日 休み
1月 1日 休み
1月 2日 15：00～営業
1月 3日 15：00～営業
1月 4日 17：00～営業

宜しくお願いします。　

“ホモ”　と　“いじめ”
小・中学生の、いじめによる自殺者が出て、今、学校関係者は
戦々恐々としている。何をそんなに恐れているかと言えば、
世間のバッシングに遇うからである。子を持つ親たちは、自分
の子供が被害者になることは勿論、加害者になることをも恐れ、
何時何所で事件に巻き込まれるか解らない実状に息を潜めて、
意見を言わない方が良いかも？…と成り行きを見守っている。

この世で最大のいじめは戦争である。次は宗教や倫理観を楯に
した弾圧である。な～んって、大上段に構えたって「ふんっ」
と言われて、鼻も引っ掛けてもらえない。

じゃ～ホモはいじめられていないのか～？…って聞けば「？」
って、ちょっとは聞いてもらえるかも知れないけど。大声で
「ホモを差別するな～」なんて誰（？）も言う勇気は無いし…。
現在カミングアウトしている人達だって、自分の都合で言って
いるだけであって、世間のバッシングに立ち向かう気があるか
どうかは疑問である。
わたしは、カミングアウトもしていなければ、「差別するな」
と世間に言うつもりも有りませんから、息を潜めて生きている
だけなんで、そう言う意味では自分に絶望（？）しています。

けど～、ホモ同士の“いじめ”だけは我慢がなりません。
昔、バー（俗にゲイバー）へ出入りしていた頃、目に観、耳に
聞いた“いじめ”はひどいもので、よく言われている「ゲイの
最大の敵はゲイ」って言う事は本当だな～…と実感したもので
した。都内の繁華街のゲイバーはほとんど出向きました。新宿
・ 池袋・渋谷・新橋・上野・浅草…果ては横浜にも行きました。
初めて行った店が新宿だったので、回数的には新宿が一番多か
ったと思います。生まれが下町なものですから、SEXに対する
耳学問は早かったと思うし、持って生まれたゲイ気質は女装に
対する抵抗感すら希薄でした。ゲイバーに出入りして間もなく
（1８歳）、「お前って変態？」って姉貴に言われ、「そ～だよ」
って軽く答えたのを覚えています。別に女言葉（オネー言葉）
を喋って生活していた訳ではないし、クネクネとした女々しい
態度で学生生活を送って来たわけでもないのですが、女の直感
って言うのか、肉親の直感っていうのか、どこかでSEXの匂い
がしたんだろうと思います。高卒のお祝いに「もう大人だから」
と言われ、叔父さんに連れられて、初めて武蔵小山のお茶屋で
童貞の筆下ろしをしてから、狂ったようにSEX三昧の毎日で、
今から思えば赤面ものでした。間もなく、女装の人と知り合い、
その人のアパートに出入りするようになって、ヒゲを抜いたり
化粧をするのを眺めていたりしている内に、新宿のゲイバーへ
連れて行かれ、会話の面白さに仰天したものでした。白髪の人
から同年代の若者まで、オネエ言葉で身振り手振りの開放感に
あふれた自由な会話は、まさに新天地ものでした。

そのうち、ふっと気付き始めました。「デブ」「チビ」「ハゲ」等
など、「おねえ！」「ブス！」「おかま！」…はては、話し相手の
出身地を言っては「田舎者！」みたいな言い方をして、傷付け
合っている…って事に…。自分に関係なく他人事みたいに聞い
ているうちは何ら傷つかない振りをして、笑って結構愉しく聞
いているけど、かなり聞きづらい応酬などは聞きたくなくなる。
まさに、“いじめ”が始まる。女？のいじめだから陰湿きわまり
ない。何所でどう仕込んで来た情報か知らないが、収入の高低
から氏育ちまでとやかく言うのだからたまったものじゃない。

とやかく言われたくなかったら、高級ブランド品を身につけ、
生まれた時から都会に住んでいるかのごとく振る舞い。年齢を
誤魔化し、嘘の上に嘘を重ねるもんだから、化けの皮が剥がれ
ないように、過去のSEX相手を避けて、愉しそうな振りをして
飲んでいるのである。同郷の経営者がやっている店へ行っては、
せめて「田舎者」の冑を脱げる気安さを求めたりしているのだ。
世間からは絶対に認められないホモ同士、寂しい同士が寄り
集まっているのに、傷つけ合ってどうすんだよ～。

と、気付いたのが３０才…。ぱたっ…とゲイバー通いを辞めた。
気付くのが遅すぎた嫌いは有るけど、今では良かった？…と胸
をなで下ろしている。
知り合いにその見栄を張り通す事が出来ずに（当たり前の事！）
自殺した人がいるけど、同情する気にはなれない。
その後、年に１・2回は付き合い程度に行くけど、相変わらずの
馬鹿笑いを誘うような底の浅い話には付き合わないし、
相変わらずの“いじめ”っぽい様相を見るとうんざりしてしまう。
“いじめ”ているうちはいいけど、いつ“いじめ”られる側に
なるか解らないのが“いじめ”の世界の常識である。
ホモの“いじめ”の中で最も悪質なのは、ブランドもの等を身に
付け、教養を嵩にしたウソで身を固めたヤツ達の、無教養な態度
で“いじめ”ている姿である。
殺傷沙汰が起きないうちに（中学時代にいじめられたから、大人
になって10年後に仕返しに殺した。…って事件が実際に起こる
世相だから）、ゲイバーで浮かれて、飲み仲間の欠点や欠陥を見つ
けては（第一欠点の無い人間なんてこの世に居ないのだから…）、
バカにし合って酒の肴にし、一般社会から排斥されている憂さを
忘れた振り（？）してばかりいないで、“ここで飲んで、身も心も
開放されている自分が本当の自分だ“な～んて錯覚せず。
“いじめ”のないホモの世界を作ろう。
世界の強国だって、いつ襲撃されるか解からないのが現代である。
「いじめ」のないホモの世界は世界の平和に通ずる？…かも…。

お陰様で9年目に入りました。(^人^)感謝♪・(^人^)感謝♪
花縄パート３を始めて丸８年。１１月２０で９年目に入ります。

田端でパート１を始めたのが１９７９年ですから、結構年期が
入っていますよね。途中２度ほど休みを入れましたが、２７年
も良くやってきたな～…と、我ながら感心しています。
何と言っても、一重にお客さんが贔屓にしてくれたからだ。
と言う事は勿論だけど、自分も病気一つせずに摂生？したから
かな～…なんて、自画自賛してもいます。
サラリーマンをしながら、色々な人たちに助けられて、言いた
い放題、やりたい放題に過ごせて、感謝の念に絶えません。

生来持っている気性の強さは直しようもなく、顔や態度に出さ
ないつもりでも、傍から見たら“生意気な野郎”と言う言葉や
態度は度々あったと思います。今さら反省しても取り返しは
つきませんが、せめて今後は年相応に丸くなれたら、少しは
SM界？に恩返しが出来るかも知れないと、１０周年に向かっ
てイベントを考えています。

どんな破天荒なアイデアでも、出来るだけ多数の人が参加で
きる企画だったら、やってみたいと思っています。
条件は３ッつ。ホモっぽく、SMっぽく、エロっぽい事。
携帯電話と言う便利な世に中になり、秘密裏にイベントを行う
難しさはあるにせよ、三人寄れば文殊の知恵…と言う事もある
ので、“掲示板”でも、“花縄へのメール”でもどちらでも良い
ですから、夢の様なアイデアを是非お寄せ下さい。

　　　　　お姫様の尻穴？…で思い出　した事
出だしはちょっと読みづらいと思うんだけど、我慢出来る人は読んでみてくれると嬉いです。
御法主御裏様この船路にて源緑新田へ差し掛かり候処、俄かに便を催ほされ最寄農家の菰垂にて弁ぜられしに、附近の農民　活仏の御裏様のこととて沢山アガミに集まり、恭しく菰垂れを上げ、御裏様のことなれば定めて便も雲泥のチガヒあらんと御便拝見と出かけし処、聊かの相違もなく径一寸程もあらんかと思はるる至って太きものにて臭いも一層強く、皆々驚きにけりと云ふ滑稽も之れあり候由。
　　　　　　　　　　　　青蛙房　江戸生活事典より

　自己流に解説すると、江戸末期、維新直前の話として、桑名から名古屋方面への船旅の話の中での逸話らしい。候文などと云うと、始めっから構えて読んでしまうが、いやいや中々面白くて解りやすい？。御法主御裏様、とは本願寺あたりの法主さまの奥方さまの事だろうと思うけど、生き仏？と崇め奉る位だから、日本中誰知らぬくらいのお寺か神社の奥方（当然嫁入り前はやんごとなき家のお姫様）が、農民と何ら変わらないくらいの大糞（径一寸は直径約３ｃｍ、張形で３ｃｍって結構太いよね？）をした。その上、匂いも鼻を摘みたくなるくらいの強烈に臭くて、農民が吃驚した。な～んだ、活き仏の奥様も我々と同じじゃね～か、って話なんだよね。
御裏様のことなれば定めて便も雲泥のチガヒあらんと御便拝見と出かけし処…。な～んて、現代なら「マジ？」「本当かよ　～」って疑いたくなるような行動を、平気でやっちゃう庶民の無知って云うか、大らかさが何とも云えぬ笑いをさそって、思わず本を閉じて、笑い転げてしまいました。

　所で、何で原文を挙げたり、勝手な訳文を載せたりしてんだよ～。って思いますよね。常々思っていた事が有るんで、あ～そ～だ！この際だから云い放題の事を書いちゃおう。って思って書く事にしました。

　１０年程前、今よりまだちょっと若かった頃、ある若者とＳＭを始めて、亀甲から海老責めに縛り上げ、天井に向けたケツメド（尻穴）を指でいじり始めたら、「お尻の穴だけは許して下さい」とぬかしやがった。「えっ、なに～！ケツメドは駄目だと！…何だ！コノヤロ～！毎日ぶっといクソしてんだろ～が！…」と云って、バンバン尻タブをブッたたいてやった。そ　の若者ギャ～ギャ～と本気で泣き始めた。全身で抵抗しながら、涙を流し始めたんで、これ以上やっても面白くも可笑しくもねぇ～や。と思い「だからション便臭いガキは嫌いなんだよ！」っと、言いながら縄を解いてやった。ＳＭを始めた頃から（ＳＭは単にＳＥＸの一種類の中の遊びで、中学生の「いじめ」じゃねぇ～んだから、相手を虐めるだけのＳＭだけはすまい）と思っていたんで、嫌がる相手を苛めるようなＳＥＸはしないで来た。
　ところが、つい最近、見たことがある顔だな～、と思える人が来た。４０近いムキムキの大人に変身した例の若者だったのだ。「マスターお久し振りです」と言う、「？？？」と思いながらも、ニッコリ笑って「そ～だね」と愛想よく応えた。一時間ほどして待合室から出てきて「マスターもうケツもバンバン出来るようになったから今度遊んで下さいよ」と、のたもうた。そこではっきりと例の若者だという確信が持てたので「へぇ～やっと大人のＳＥＸが出来るようになったんだ～…」と、ちょっと嫌味を込めて言って、「じゃ～、もうモテモテで引く手数多（あまた）で断わるのに　大変だろ～」…とも言ってやった。

　近頃、Ｍだけどケツはダメなんですよ…っと言うヤツが何人　か来て、一度は遊べるけど、「ケツが使えない」と知れ渡る　と、空振りをして、かなり不満そうな態度を出して帰る人が居る。ま～、人それぞれなんで、決め付ける事などしないけど、　…いつも言う話としてね、
普通の男女がデートして、二人で仲良く映画を観て食事をして、お酒を飲んで、その気になってラブホへ入りました。（ＳＭクラブへ来るって事はラブホへ入るのと同じ行為）前戯を色々やっって、ギンギンになったものをいざ挿入しようとしたら「いや！ダメ！…それだけは許して…」と、拒絶されたとしますよね。男として貴方ならどうします？。
　ぶっとばしてでも無理やりやれば強姦罪が成立するし、キレやすい男だったら首ぐらい締めるかもしれない（殺人未遂＆傷害　罪）し、「何だよ！（サギじゃん）…」って思いながらも、警察沙汰になるのは嫌なら、おとなしく退き下がるかしか手はないですよね。…普通そう言う女を二度と誘う男いますかね。
その女と同じ事を「Ｍなんだけどケツ駄目なんですよ」と言う人は言っているんだよ。っと言いたいんです。
ケツ駄目ならダメ！で良いんです、ならば徹底的に「受身」とか「リバ」とか言わずに「タチ」に徹して下さい。
結論。「たかがＳＥＸ、されどＳＥＸ」病気と怪我に気を付　けてＳＭプレイを愉しんで下さい。　

　
　ちょっと嬉しい話…スキルアップ講座　
前に一度（第二回目）受講した人が、前回だけでは覚えきれな
かったので、再度挑戦したい、っと言ってこられました。
私はそのメールを読んだ時、「やった～！」と自分でも驚くほど
興奮（単純）しました。
　前回（第四回）あたりからちょっと気になっていた事が合って、
このまま続けて行って良いんだろうか？…と思っていたからです。
と、言うのは、毎回S（青褌）として今までやって来た以外（以
上）の技術（スキル）を覚えたいから、受講しに来た。と言う人
はそれなりに納得出来た（？）のか（中には第２回・第３回目と
続けて受講した人も居ます）、その後も来店してくれて居るんです
けど。私が一番悩んでいる問題はSもMも両方出来る（柄褌）又
は両方愉しみたい、と言って受講した人達の事なんですよ。受講
する前はそれなりに柄褌をして何度も来店してくれて、それなり
に遊んで帰って行ってくれたんですが、受講後はパッタっと来な
くなってしまった人たち（五人ほど）がいる事なんです。
　さっき紹介した再度挑戦したいと言って来た人も、柄褌でした
から、私は単純に喜んでしまったのです。

　実はどうして来なくなってしまったんだろう？…と、半年間ぐ
らい悩みました（ちょっとだけど）。その人に直接聞いてみるのが
一番手っ取り早い話なんですけど、まず自分の考えを整理してか
らにしないと、矢継ぎ早に質問ばかりしたら、聞かれた方だって
何か詰問されているようでイヤだろうな～、っと思って。今の所
彼の意欲を削がないように、出来るだけ丁寧に教えて、納得して
欲しいとだけ思ってやっています。

　黄門ちゃま縛り？…って判りますよね。胸の所で縄をぐるぐる
巻きにして後ろ手で縛る縛り方。これって、じっちゃん・ばっち
ゃんと一緒に子供の頃から「水戸黄門」を観ていて、黄門様や助
さん格さんが牢屋に入れられるまで、また悪者を捕まえて縛り上
げた時など、必ずこの縛り方をしていますよね。で、小学生・中
学生だって、もし誰かを縛ってみな…って言われたら、きっと黄
門ちゃま縛りをやると思うんですよ。
　常日頃から言っている事ですけど、花縄のサイトでも一番初め
に書いてあるように、SMは大人の遊びですから、小・中学生で
も出きるような縛り方だけを何時もやっていたんでは、大人の遊
びとしては幼稚？ですよね。っと私は日頃から思っている訳です。
ですから、せめて大人の遊びをするんなら、1ランク上の高校生
クラスから縛りを覚えて、大学生クラスの遊びをしてよ！…って
言いたい訳です。
　
　で、「スキル・アップ」講座でも、第一日目に必ず言います。
“どんな縛り方をしても、どんな遊び方をしても個人の自由です
から、こう縛れ！ああ縛れ！…なんて指図は絶対しません“って。
“だけど…Mから「上手いSだね」とか「また遊んでください」
って言われるような、そう言うSに成りたければこれから教える
縛り方をきちっと憶えて下さい。例えば大阪や札幌・九州へ行っ
て皆の前で遊んでも、けっして遜色はないはずだから…“と。
でも、これって結構独り善がり？ですよね。
　で、私もちょっぴり悩んでいるって訳なんですよ。
自分じゃ（私）手取り足取り解りやすく教えている積りでも、
教わっている方は訳が判らないじゃ、下手な数学教師の授業を受
けている生徒（覚えがあるでしょう？）みたいなもんで、イヤに
なっちゃうだけですよね。
　で、講座の時だけじゃなく、普段遊びに来ている時でも、疑問
に思っている事や解らない事があったら、どしどし聞きにきてよ、
って言っているんだけど、中々聞いてくる人がいない。
そりゃ～そうでしょう！…、普段は遊び（快楽処理）に来て居る
んで、勉強の為に来ているんじゃないんだから…。
　でも、いいSになる為ちょっと我慢して、玉縛り・亀頭責め・
勃起していないサオ（色々理由は有ると思う）を確実に起たせる
方法まで教えているんだから、自分の為、Mの為に何度失敗して
も（失敗は成功？性交の元）基本だけは習得して、「００さん今日
来ていますか～」と、Mから指名されるような（そうなったら一人前？又は一流？のSと言っても過言じゃない）Sになって欲しい、
と常日頃から願っています。

　再度挑戦してくれた彼には、期限を切らず、彼が納得してくれ
るまで、こっち(私)も身を入れて、根気良く時間を懸けて教えて
いきたいと思っています。付いて来てくれるかどうかは彼次第。