ホモの人…って言うか、SMの人にも共通の理想的男性像!…って
有ります。①スポーツ(特にラガー)系 ②ガテン系 ③警官
(制服) ④ヤクザ ⑤時代物。
これらを主人公にして小説を書く。ま~一番
ポピュラーな発想なんだけど、永遠の理想像!?…である事は間違いのない所?
…だから、発想を変えて(
変えられたかな~?)描いて見たい。
第一楽章 悪徳警官とヤクザ 作 伊神 権太「てめーらのようなゴクツブシはこのぐれーで丁度いいんだよ!」
「…?…」
素っ裸に剥かれ、ガムテープで口をふさがれ、後ろ手錠で転がされ
た栄二は屈辱感で身が震えながら、成すすべもなく甘利(あまり)を
にらみ続けた。
「なんだ…栄二…縮み上がってんじゃねーか!?…」
「…うっ、…うっ…」
「なんだ!…そのザマは!?…、内股で自慢のチンポを隠そ~って
のか!?…、…チンピラが!…何時もの威勢いい態度はどーした!
…、サオを見られた位で何が恥かしい!?…」
栄二にとっては何でこうなっているのか、さっぱり解らない。
検察庁から帰って三日目、いきなり夜中に叩き起こされ、取調室に
入れられて、手錠を外してくれるのかと思ったら、後ろ手錠に掛け
直されて、着ていたシャツをズタズタに引き裂かれた。
「何すんだよ!!コノヤロー!!」
叫ぶ栄二に、いつの間に用意したのかガムテープが口に巻かれ、
ご丁寧にもそれは三重に巻かれたもんだから、顎さえ動かす事が
出来ない。甘利は後ろから栄二の首に腕を回すと、足払いを掛ける
と同時に、崩れ落ちる栄二のパンツに手を掛け、トレパンも一緒に
栄二の足首まで引きずり下した。
「…?…ウウッ!」横倒しにされた栄二は、サンダルを壁まで飛ば
して立ち上がろうともがくが、足首に絡んだトレパンは片足が脱げ、
このまま立ち上がれば前を隠すものは何もなくなり、全裸を甘利に
晒す事になるから、立ち上がれない。
あれから一時間…。甘利は無言のまま椅子に座って横たわった栄二
の裸身を眺め続けている。
「おい!…しょうべんが出そうだったらそのまま出してもいいぞ!
…尿検査のサンプルにもなるし…」
理不尽な静寂の中で、栄二は何で自分が真夜中にこんな恰好で晒し
者みたいに、こんな奴の言いなりになっているのか解らなかったし、
いくら何でもこんな扱いは納得が出来ね~!…と腹の中が煮えたぎ
っていたから、甘利の声の方に顔を向けた。
「…!?!?!?(なんだこいつ!)」
目に入った甘利の姿に栄二は度肝を抜かれた。
仁王立ちになった甘利は見事な裸体をさらして、サオを起立させ、
笑顔さえ浮かべて栄二を見下ろしている。
「おい!栄二!…これで納得できたか!…」
「…うっ…うーっ」
「どーせ務所(むしょ)に行けばオメェーなんざ皆に廻されて立派
なオカマにされちまうんだ!…、その前に俺がオメェーの処女を頂
き、オモチャにして、先々苦労のね~ようにしてやろ~って事よ!
…ありがて~!…って思え!」
「…く~っ!…」
「なにを暴れてやがる!…、そんな事をしても無駄だよ!?…、
オメーが疲れるまで何時間でも俺は待っているから…、うん!…
これはどーだ!?」
甘利は足をばたつかせ逃げるように転がる栄二の腹を蹴った。
「うっ!…」
栄二は壁際まで逃れ、腹を防御するように足を縮めた。
「バーカ!…ケツが丸出しじゃね~か?」
言いつつ甘利は栄二のケツを足で嬲り始めた。
体を波打たせて逃げる栄二。同じ事が繰り返され、次第に栄二の
体が汗ばみ始め、息が荒くなり、疲れが見え始めた。
それを待っていた甘利は、机の引出しから麻縄を取り出すと、
栄二に近寄り、“どさっ!”っと縄の把を素肌の上に放り投げた。
「何が始まるか解るか…、うん?…そ~だよ、おめぇーが抵抗
できね~ようにこれでふん縛って犯そうって算段よ」
怒りに燃えた目だけを甘利に向け、栄二は体を引き締め、何とか
屈辱的な体型を取られまいと身構えた。
「くぅ…(手錠が背骨に当たってイテェー!!…、こいつが狙って
いるのは俺のケツか~?…あんなデケぇーものが本当に入るもんな
んだろ~か!?)」
栄二は椅子に腰掛けている甘利の逸物に目をやった。相変わらず
どす黒いサオは、勃起したまま青筋を浮き立たせている。
「……(チキショウー!!…ド変態め!!)」
「ほ~、おれのサオに興味でもあるのか?…、ま~…自慢じゃねぇ
~がオメェ~のよりデケーはずだ!…あははぁ…そろそろ始めるか」
甘利は立ち上がると縄の端をつかみ、栄二の右足首に巻きつけ、思
いっきり引きながら、椅子の足に固定させた。
「ううぅ!!…」
栄二は自由な左足を甘利に向って蹴り上げ、抵抗する。
上にあがった左足はひょいっと甘利の腕に受け止められ、反転させ
られたから、栄二の体は大きく股を開いたままうつ伏せになった。
その上、左足は机の下を通して反対側の脚に固定された。
「ど~だ!栄二!…ケツ丸出しで動きがとれね~だろ!?」
「くっー!(ちきしょうっ!)」
「ほ~…思ったとおりのすべすべのケツしてるじゃね~か…、俺
ばかりが悪いんじゃね~ぞ…。おめぇ~が葵組のパシリになんか
なるからいけね~んだ!…」
甘利の右手はうつ伏せの栄二の脇腹から徐々に尻へ移り、ゆっくり
と割れ目にそってなで上げた。
「や、うっ…(やめろ!ど変態!)」
「おめぇーをはじめて見たのは、観音裏でテメー達がカツアゲを
やって騒ぎを起こした時だった…。眉毛を剃り上げちゃってガキの
くせに可愛かった!…。ずーっとおめぇーを見守って二年…」
甘利はツバと痰をいっしょに口元に集め、中指と薬指にたっぷりと
のせると、それを栄二の割れ目から穴に向けてゆっくりを塗った。
ぬめった中指が難なく穴に入る、栄二は激しく手錠の掛った両手で
甘利の手を抑えようとしたが、その手首を掴まれ、逆に背中の上へ
と押し上げられた。あまりの痛さに思わず腰を浮かせると、まって
いたかのように二本目の指が栄二の穴に入った。
「☆!☆!…くっ~!!」
いつの間にか甘利の体は栄二の両足の間に入り、わずかに浮いた
栄二の腰に膝を入れると、体重をかけて手錠に力を加えた。
「うっ、わぁ~!!(いてぇ~!!)」
栄二の痛みが背中に集中したのを計算した甘利は、一気に自分の
サオを栄二の穴に入れて行った。
引き裂かれるような痛みが栄二の背中からケツに移った時は、甘利
のサオは完全に栄二の中に埋没していた。
「#☆!?ヽ(^o^;)ノ#☆!!ヽ(^^;(-_-;;何なんだ!これは!)…)」
頭と体が遊離した栄二は完璧に自分を見失った。
「二年掛けた思いが叶ったぜ!…、栄二!…俺を恨むなよ!…。
恨むなら権藤を恨め!…、保管してあるブツを一袋廻したら、権藤
め…ニタ~…っと笑っておめぇ~を指したのよ…」
「うっ…(なんでここで組長の名が出てくるんだ!?)」
栄二は何故か解らない脱力感に襲われ、全身の力を抜いた。すると
それを察したのか、甘利の左手がゆるくなり、背中の痛みが消えた。
待っていたかのようにケツの中の異物感が全身を襲い、栄二は身震
いと共に鳥肌がたち、ケツを引き締めた。
「
!!うおぉ~!!…クゥ~!!…良い締まりだ!えいじ~!!」
1本縄で縛ってあります。どこから始まってどこで終っているか、
Sの方は研究してみて下さい。